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結納金ってした方が良いですか!?

昔の結婚ではほとんどの場合行っていた結納ですが、最近のある調査では70%以上の方がしないという報告もあるように
結納はしない方が多数派になっているようです。
昔は、箪笥、鏡台他家財道具一式をトラック一杯嫁入り道具として女性が持参していましたが、
最近ではそんな風景は見なくなり、それよりも実質的に結婚後の二人の新婚生活での資金に廻す方が増えています。

したがって、必ずしなければならないという決まりがある訳ではないので、
ご本人同士(両親も加わる場合もある)で話し合えば良いと思います。

とはいえ、結納とは「家と家との結びつき」を象徴する儀式です。
今でも、「家」同士の意識の高い地域や家庭では、結納を行なうことは「あたりまえ」となっているようです。

本人同士で決めた結婚では結納は省略派が多く、親御様主体で進めた結婚は結納推進という傾向もあるでしょう。

結納金は、実質的には、嫁ぐ際の支度金といった意味合いが強く、一般的にその金額は「西高東低」となっています。
この結納金には、決まった金額というものはありません。

結納金をするとした場合、それではどれ位したら良いか、皆さん一応に悩まれます。
実際に金額を決めるには、無理をせず、本人(家族)の実力に見合った額を男性側で決めるのが良いでしょう。

幾らすればいいでしょうか?と女性側に聞くのは野暮と云うものです。
お金のことですから、女性も希望はなかなか云えません。女性を迎える男性側の誠意ですからそれを聞くのはおかしいですね。
結果として、相場から外れる額になり、気になるようならそれとなく事前に女性に伝えておくことも必要でしょう。

一般的な金額としては、100万円が50~60%と最も多く、
次いで50~100万円が25%ほど、150万円以上も10%程度見受けられます。
100万円、200万円といったきりのよい金額か、 50万円、70万円などの奇数にするのが一般的です。
また、80万円も末広がりとなり縁起がよく感じられます。

なお結納金は新札でお渡しするのがベストですが、
まとまった枚数の新札を用意するのは難しい場合が多いので、受け取る1週間ほど前から銀行に予約を入れておくと確実です。
受け取った側が確認しやすいよう、銀行の帯封はつけたまま渡してかまいません。

対応エリア

岡山、倉敷、福山